もえさが解決録

悪縁ばかりの人をスピリチュアルな視点で紐解く

akuen

良い人に出会いたいのに、気づくとなぜか悪縁ばかりの状況に悩んでしまうこともあるでしょう。そのため、どうすれば悪い縁から解放されるのかを、知りたいと思っている人は多いはず。そこでよくない縁に出会ってしまう現象について、スピリチュアルな視点から紐解いていきます。良縁に恵まれたいと思っている人は、ぜひこの先を読み進めて悪縁を退けてください。

悪縁とはどういうものなのか

よくない縁のことを指し、腐れ縁とも呼ぶのが悪縁です。悪い人間関係や離れたいのに離れられない間柄、男女の繋がりだと別れたいのになぜかいつも一緒にいてしまうといった繋がりだといえます。明らかに相手との間に問題があり、悪い関係になっていると自覚できる場合は見分けるのはとても簡単です。ですが、悪縁によって、知らず知らずのうちによくない現象が身の回りに起きているといったこともあります。

例えば、ある人と交流するようになってから、なぜか周りの人が離れていったり、不運ともいえるような出来事に遭遇したりする頻度が多くなるといった状況です。この場合、新しく交流するようになったその人物が悪縁の原因でしょう。

また、周りではなく、あなた自身によくない症状が表れることもあります。疲れやすくなったり精神的にしんどくなってしまったりすることが増えれば、その時期に付き合い始めた人が、よくない影響をもたらしている可能性が考えられるでしょう。このように、スピリチュアル的な視点で考える悪縁とは、周りや自分自身に運気の低下や心身の不調とも呼べるような現象を引き起こすのです。なので、「もしかしてこの人がよくない影響を及ぼしているのかも……」と感じたら、原因である人物とはすぐにでも離れるべきだといえます。しかし、腐れ縁になってしまうと、自分の意志で縁を切ることはなかなか難しいかもしれません。

なぜ悪縁ばかりなのか

ふと周りを見渡すと、なぜか悪縁ばかりになっていると、どうすればいいのかと悩んでしまいますよね。ただ、よくない縁に囲まれているのは、あなたの心が弱りネガティブな思考に陥っていることから、悪い関係を引き寄せてしまっているのかもしれません。

邪な考えを持つ人というのは、自分に取り込める人間を見分ける能力に長けています。そんな人に対して弱みを見せてしまえば、格好の獲物になってしまうこともあり、気づけば悪縁に囚われてしまうのです。自分が発するネガティブな雰囲気が、よくない縁を呼び寄せているのでしょう。そうしてさらに弱り、また悪い関係を呼び寄せるループに嵌れば、悪縁ばかりの人生になってしまいます。

ただ、スピリチュアルな視点から考えると、その悪縁はあなたを成長させるための存在だともいえるでしょう。辛い経験や悲しい出来事というのは、生きていればどうしても遭遇してしまうもの。ですが、その経験を乗り越えたとき、人は大きな成長を遂げるのです。けれど、よくない影響を与える人物との出会いは、大きく精神を消耗させてしまいます。しかし、相手と関係を断ち切ろうと悪縁に立ち向かうことで、あなた自身が強くなっていけるのです。

どうすれば断ち切れるのか

スピリチュアルな視点で考察すると、悪縁は弱っていることでネガティブな存在を引き寄せていたり、自分自身の成長に繋がっていたりする可能性があります。ですが、どちらにせよくない縁を断ち切ろうとする努力は必要です。ただ、悪縁の原因ともいえる人物なら、一筋縄ではいかないかもしれません。

もしいきなり相手に「もう付き合いをやめる」と宣言すると、思わぬ問題に発展してしまうことが考えられます。そのため、自分をしっかりと持ち、徐々に相手から離れるようにしてください。誘われても理由をつけて断り、連絡がきても返事をする回数を減らし、どうしても会う機会があればできるだけ素っ気なくしていきます。また、ネガティブな思考に陥っているのなら、その考えを改めるようにも動いていくべきです。自分と他人を比較しないようにして、目の前のことをしっかりと受け止めるように心がけるだけでも、心の平安を得られるはずです。

悪い縁を切ることで、新しい縁を呼び込むきっかけになるので、まずは悪縁を切ろうと動いていくことが大切だといえます。いきなり状況を変えていくのは難しいかもしれませんが、恐れずに立ち向かうことで、その先に良縁が待っているのです。

ページトップへ戻る