もえさが解決録

縁起の悪さに惑わされない強さを持つ方法

Engi

縁起の悪い数字、縁起の悪い方角、縁起の悪い行動。これらは確かに存在します。でも、それがいつもあなたに悪い影響を与えるとは限らないのも確かです。一般的なアンラッキーがあなたにとってのラッキーになる、そんなどんでん返しも起こりえるのです。

縁があるな、よく見かけるな、暗証番号などに使いたいな。そう思っている数字がありませんか? でもそれが、一般的に縁起の悪い数字だと人に言いにくいし、使いにくい部分もありますね。せっかく、あなた自身が縁を感じているという事実を無視してしまうのはもったいないことです。あなたが「いいな」と感じることこそが、一番大切にすべきポイントです。

方角も同じ。北枕は縁起が悪い、これは一般常識として知られるほど浸透している考え方ですが、あなたにとって寝心地のよい場所や方角が偶然北枕であり、その方角で眠っているあなたが心地よい眠りを得て健康に幸せでいられるなら、何ら気にする必要はないのです。この場合、あなたにとって北向きで眠ることに縁があるのですから。同じように、黒猫が目の前を通ったとしても、大の猫好きで黒猫を見かけたことで気持ちが上向きになるのなら、あなたにとって黒猫はラッキーな縁です。仏滅や大安という日和の縁起も、気にしない人にとっては、仏滅の結婚式は安くてラッキー! ですね。

このように、一般的な縁起の悪さは必ずしも個人の縁起の悪さとイコールではありません。ただ、自分が気にしないからと言って、周囲も気にしないわけではありません。そこが問題。数字の好き嫌いを、「私は気にしない」の一言でクリアすることも可能ですが、「え~、縁起悪そう」と言われることで自分の気分が落ちてしまうなら、縁起の悪さを払拭しきれていません。同じように、北枕や黒猫、大安仏滅なども、自分が良いと思っても周囲に良くないと言われたり思われたりすることで気に病んでしまうなら、結局は縁起の悪い結果になりかねません。

自分なりの縁を大切にするには、一般的な縁起の悪さをはねつけられる強さが必要となります。時には、人目をさけて内緒で自分なりの縁を大切にするのもいいでしょう。でも何より、縁起が悪いものに対する世間のレッテルを笑顔で跳ね返せるくらい、自分の感じる縁を信じて大切にする気持ちを強く持ちたいものです。そんな強さと信念があれば、あなたなりのさまざまな縁は確実にあなたにとって縁起の良いものへと変化していくことでしょう。

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