もえさが解決録

霊能者が認める 悪しき縁を切る神社・仏閣

Enkiri

縁を結びたい方がいるように、縁を切りたいと願う方も数多く存在します。今までの悪い縁を断ち切り、新しい自分に生まれ変わる…そのような願をかけたいと思っている貴女に、霊能者の先生がその効果を認める、縁切りの力を持つ神社・仏閣をご紹介します。

立石寺(りっしゃくじ)

山形県にある天台宗の寺院。山寺の通称で知られています。貞観2年(860年)、清和天皇の勅願により、慈覚大師が開山したといわれています。不滅の法灯を排するこができるお寺です。松尾芭蕉の「閑さや岩にしみいる蝉の声」の句でも有名なお寺です。古来より悪縁切り寺として信仰を集めています。男女間の縁はもちろん、あらゆる悪縁を切ってくれるという縁切り寺です。厄除け、災難よけとしての霊験もあらたかです。

所在地:山形県山形市山寺4495-15

野國一社八幡宮 門田稲荷神社(しもつけのくにいっしゃはちまんぐう かどたいなりじんじゃ)

日本三大縁切り稲荷のひとつである門田稲荷神社は、天喜4年(1056年)に、源義家が前九年の役に赴く途中に、戦勝を祈願し建立したといわれる下野國一社八幡宮の境内にあります。男女の縁切りはもちろん、病気や災難、厄災との縁も切ってくれます。境内には、さまざまな縁切りを願う絵馬が多数奉納されていて、その鬼気迫る思いに圧倒されてしまう人もいるようです。また、昔からの縁切り絵馬も数多く残されているため、時代の移り変わりを知ることができます。

所在地:栃木県足利市八幡町387

満徳寺(まんとくじ)

江戸時代、尼寺であった満徳寺。鎌倉の東慶寺とならび、縁切り寺として著名でした。由緒書によると、鎌倉時代に徳川義季が開基となって満徳寺を建立。出家した義季の娘・浄念尼が、最初の住職となったそうです。このお寺は、千姫が豊臣秀頼と別れた後、縁切りをするために入ったことでも知られています。また、縁切・縁結厠があることでも有名。縁切りをしたい人は白い厠に、願いを込めた札を流すことで悪縁を切れるといわれています。

所在地:群馬県太田市徳川町385-1

豊川稲荷東京別院 叶稲荷尊天(とよかわいなりとうきょうべついん かのういなりそんてん)

日本三大稲荷に数えられる愛知・三州本山豊川稲荷の直轄別院。稲荷と名がついていますが、曹洞宗の寺院です。江戸時代の名奉行で知られる大岡越前守忠相の御廟があることでも有名です。その豊川稲荷東京別院の境内に、叶稲荷尊天はあります。縁切りや因縁除けの霊験あらたか。男女の縁はもちろん、地相、家相、方位、厄にいたるまで、すべての禍事災難との縁を切り、開運招福を授かることができます。

所在地:東京都港区元赤坂1-4-7

安井金比羅宮(やすいこんぴらぐう)

崇徳天皇の御神徳により、良縁結びだけではなく、悪縁切りのご利益があります。恋愛に関するものに限らず、人間関係や、病気、災難、悪運、賭けごとなどの縁切りに霊験あらたか。境内の中にある縁切り縁結び碑(いし)が有名です。この石は、高さ1.5m、幅3mあり、神の力が亀裂を通して円形の穴に注がれているのです。形白(かたしろ)というお札に願いごとを書き碑の表から裏側へ穴をくぐって、悪縁を切ります。さらに裏側から表を通り、今度は良縁を結びます。最後に形代を貼って祈願をします。悪縁は切られ、良縁に恵まれると、多くの人が訪れています。

所在地:京都府京都市東山区東大路松原上ル下弁天町70

橋姫神社(はしひめじんじゃ)

大化2年(646年)、宇治橋を架けた際に、橋の守護のため上流に祀ってあった瀬織津媛を、橋上に移し祀ったのが始まりとされています。洪水で流出され、 1906年(明治39年)に現在の場所に移されました。橋姫神社は、悪縁を断ち切ってくれるということで有名。『平家物語』に書かれている橋姫伝説では、夫に捨てられた嫉妬深い女が貴船神社で神託を受け、お告げ通り宇治川に21日間浸り、生きながらにして鬼になり、自分を捨てた男とその恋人を殺したと描かれています。こうしたことから、橋姫神社には悪縁を切りたいと願う参拝者が訪れています。

所在地:京都府宇治市宇治蓮華47

法雲寺 菊野大明神(ほううんじ きくのだいみょうじん)

悪縁を切る神として信仰を集めています。ご神体は、深草少将が小野小町への百夜通い(ももよがよい)の際に腰掛けたと伝えられる石。あと一夜というところで果たせなかった少将の無念が、石の傍らを通る男女の縁を切るといわれています。京都では、婚礼の時には菊野大明神の側を通らないようにするのが習わしとなっています。このように、強い縁切りの力を持っているため、縁を切りたいと願う方が後をたちません。

所在地:京都市中京区河原町通二条上ル清水町364-1

佐太神社 田中神社(さだじんじゃ たなかじんじゃ)

江出雲國二ノ宮と称される佐太神社の摂末社、田中神社。縁結びと縁切りのお社が背を向けて建っているという変わった神社です。縁切りにご利益があるのは、佐太神社の御本殿に背を向けて建っている東社。磐長姫命(いわながひめのみこと)が祀られています。これは本殿北社の御祭神である、瓊々杵尊(ににぎのみこと)に由来しています。瓊々杵尊は磐長姫命と木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)を娶りますが、磐長姫命は容姿が醜く親元へ帰されてしまったというもの。このことから縁切りのご利益があるとして、今でも厚く信仰されています。

所在地:島根県松江市鹿島町佐陀宮内73

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