祓戸神社(はらいどじんじゃ)

大隅国が日向国から分離された和銅６年（７１３）から数十年を経て、大隅国の総社として建立されたのが起源とされます。３０人ほどの宮侍が交代で奉仕した記録が残ることから、格式の高さの伺える古社。明治以前は守公神宮守君神宮と称していた社を、天神山にあった府中天満宮を合祀し明治５年（１８７２）、祓戸神社と称しました。夫婦神であるイザナギ・イザナミを祀ることから、良縁祈願などに御利益があります。